「世界で最も評判のいい都市ランキング」2年連続1位の街で家族ノマドしてきたよ!in シドニー

今回の家族ノマドは12月10日から12月25日までシドニーに行ってきました!
赤道近くまでは行ったことはあるものの、実は今回初めての南半球でした。

オーストラリアって近いイメージがあったのですが、フライトは東京から9時間30分。
なんとフィンランドに行くのと同じ時間がかかりました。

東京からシドニーまでは約7,835km。
東京からフィンランドの首都ヘルシンキまでは約7,833km。
ほぼ同じ距離間なんですね!
普段メルカトル図法の地図を見ているので、実際の距離感はつかめていないんですね〜。

いざシドニーへ出発!

シドニーへの直通便は羽田からも出ています。
今回は22時に発って、シドニーの現地時間9時35分に到着する便を使いました。

海外に行くときにいつも辟易するのが、フライトで疲れているのに長蛇の列に並ばされる入国審査。
入国審査の場所に行くと「ePassportはこちら」という表記が。
とても興味があったのですが、疲れている上、再度並び直しさせられたらたまったものではないと、通常の窓口へ。

あとでネットで調べてみると、なんと規定の国は機械で自動で入国審査でき、あっという間に終わるということ。
帰りの出国審査時はePassportを利用し、あっという間に審査を終えることができたのでした。

あと出国前に危なかったのがオーストラリアに入国するにはビザがいるということ。
ビザと言っても単なる観光の場合はETAsと言ってネット上で簡単に申請ができます。
ただ、これを申請せずに、ぎりぎりの時間に空港に到着すると、間に合わず搭乗できないということもあるようなので要注意です。
(おそらくパック旅行だと旅行会社が代行してくれるのではないでしょうか)

シドニーの街並みを高台から臨む

さて、さて、初の南半球だったわけですが、想像以上の日差しでした。
日本と季節が逆ということで12月は初夏。
初夏と言えども、日差しは肌に突き刺すという表現がピッタリ。
1月2月は真夏ということでこれ以上の日差しなんだとか。
でも、カラッとしているので、汗はあまりかかないので不思議な感覚でした。
そして、日陰に入ると涼しく、雨が降ると少し肌寒いぐらい。
夜も涼しく夏でもクーラーをつけて寝ることはないんだそうです。
フィンランドの白夜といい、いろんな夏があるもんですね。

今回のシドニー滞在の目的はいつもの家族ノマドのように現地の生活を経験するということだったのですが、今回は息子が午後は英会話学校、午後はテニススクールに通うということもありました。
テニススクールに通う息子
英会話学校はシドニー市内中心部のタウンホール駅近く、そしてテニススクールは市内から30分ほど電車でゴトゴトと北に行ったマッコリー大学駅近く。
そんなわけで、生活はテニススクール近くのサービスアパートメントを借りて過ごしました。

滞在地から英会話学校まで1時間近くかけてバスと電車を使って通ったわけですが、英会話学校が9時からということでモロに通勤時間にかぶります。
これは大変だなと思っていたのですが、実際の混み具合はこんな感じ。
電車の込み具合
毎朝、2つぐらいは席が空いていて、ほぼ座って通勤することができました。
(現地の方に聞くとこれでも以前に比べると大分人数が増えたとのこと)

高いぞ!シドニーの物価

シドニー中心部に降り立つと人で賑わっています。
シドニーの人口は400万人強でオーストラリア最大の都市です。

そして勝手なイメージで白人ばかりいると思っていたのですが、大きな間違いでざっと街なかを見渡した感じ、白人は半分いるかいないぐらい?
白人と同じぐらい、アジア系+インド系の人が多かったです。
アジア系と言っても聞こえてくる言葉は中国語ばかり。

オーストラリアは2012年に年間約4億円を4年続けて投資すれば、永住権を獲得できる制度を作ったそうです。
つまり、10億円以上かけて永住権を獲得する制度です。
この制度に申請している9割が中国人なんだとか。
そして近年の土地価格の高騰は中国人の投資が原因で、今年7月に行われた上下両院の選挙の争点の1つにもなったそうです。
私が街中で見た中国人の何%がこうした人か分かりませんが、シドニーでも中国人パワーを大いに感じることができました。

土地価格の高騰とともに物価もあがっているようです。
一般的に物価が高いと言われるフィンランドでの生活を経験したので、ちょっとやそっとでは驚かないだろうと思っていたのですが、シドニーの物価の高さは想像以上でした。

ペットボトルの水が3ドルを超えるのは当たり前。2ドルだと安売りという感じ。
ペットポトルの水2本とオレンジジュース1本とアイスクリームをコンビニで買って13ドル。
ハンバーガーが飲み物もポテトもついてなくて単品で9ドルだったり。
近くのショッピングモールにダイソーがあったのですが、2.8ドル均一でした。

普段はスーパーで食材を買い、自炊していたのですが、全般的に物価は高く、感覚は少し大げさに言うと湯水のごとくお金が消費されていく感じでした。
シドニーのダイソー

※クラウドソーシングで世界各国の消費財価格を収集しているサイト「Numbeo」によると「生活費の高い国」の6位がオーストラリア、フィンランドが13位、日本に至っては21位でした。

これだけ物価が高いと現地の人たちは大変じゃないかと思ったのですが、そこはきっちりと給料に反映されているとのこと。
最低賃金は1時間約17ドルで、週末などはグンとあがるのだそうです。
そして、永住権、市民権を保持している人は公立病院が無料だったりします。
それぐらいの給料をもらえて、しっかりした社会保障制度あれば、何とかなるかなと思うのですが、大変なのがワーキングホリデーや留学で来ている人。
17ドルはあくまで法律で決められた金額で、それが守られていないところで働くワーキングホリデーや留学生がたくさんいてるとのこと。
学費も高いと言いますし、かなり苦しい生活を強いられている人が大勢いるのではないでしょうか。

※しかし、日本の物価の安さは大丈夫なのでしょうか? シドニーから帰ってきて生活をしていると、まるで物価の安い東南アジアに来ているかのような感覚に陥ります。

電車やバスの交通費に関しては、シドニーでは交通ICカード「Opalカード」というものがあり、それほど高くはなりません。
同一週で8回使うとそれ以降は無料になったり、日曜日は2.5ドルで乗り放題になったり、1日の上限額が15ドルだったりという制度があります。
フェリーもこのカードで利用できるので、切符を買う必要もなく移動は楽でした。(ネットからのチャージも可)

住みやすい都市ランキングに毎年上位ランクインするシドニー

物価のことばかりを書くと、とても住みづらい街のように聞こえますが、シドニーは「住みやすい都市ランキング」で常に10位以内に入っています。
「世界で最も評判のいい都市ランキング」では2015年、2016年版と2年連続で1位を獲得しています。

海があり山があり街があり、青々とした空、カラッとした天気、治安の良さ、オーストラリア人の陽気さ、大らかさ、多様な人種が受け入れられる土壌。
そんな環境がシドニーの評判をあげているのではないでしょうか。

シドニーで人気のボンダイ・ビーチ

ちなみに私の中で都市の評価がグンとあがるのはそこに素敵な図書館があること。

フィンランドの図書館も素敵でしたが、シドニーの図書館もとても素敵でした。
特に私が気に入ったのが、ニューサウスウェールズ州立図書館。
1826年に開館した図書館で、現在は新館と旧館に分かれています。

新館はガラス張りでとてもオシャレな感じ。
図書館の外観
自由につかえるスペースにはコンセントやWi-Fiもあります。
図書館の内観
そして、旧館はこの歴史を感じる建物。
ニューサウスウェールズ州立図書館 旧館
中に入るとこの通り!
私は思わず「おぉ…」と声をあげてしまいました。
ニューサウスウェールズ州立図書館 旧館の中
図書館って教養のシンボル的なものであり、また、小さな子供からお年寄りまでが集う街のコミュニティーを育む場所だと思います。
そうしたところに力を入れている街に悪い街はないというのが私の持論なのです(笑)

まとめ

総論として、正直、日本で報酬を得て、住むにはかなり厳しい場所だと感じました。
しかし、私が現地で会った日本人の方はお一人はもう30年ほど住んでおり、もうお一人の方は20年近く住んでいます。
そして、お二人ともすでに永住権を取られており、シドニーが大好きで、シドニー以外での生活は考えられないと言います。

そして、シドニーにはたくさんの留学生やワーキングホリデーの人が集まっています。
決して楽ではない生活を強いられるにも関わらず、滞在したいと思わせるシドニーはやはりそれだけ魅力がある街なのだと思います。

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